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同人音楽サークル立ち上げHowTo

  • Posted by: hesuko
  • 2008年4月 9日 12:43
  • コラム
  •  

皆さんへ:
このコラムは「同人音楽」をやる上で、管理人が経験してきた事を基に、
初心者向きにダラダラ書いていくものです(現在進行形)。
さしあたり、最初は自分の経験がある打ち込み(DTM)での工程の流れを紹介します。
とはいっても、機材関連が違うだけで、プロモーション等は同人でやるなら似てくると思います。
玄人サークルさんの幅広いコメントも参考にしつつ書いて行きたいと思いますので宜しくです。

 

目次:

 ・同人音楽サークルを立ち上げるのに必要なものって?
   さしあたり必要な機材等をピックアップします。

 ・作った曲を他人に公開する際の効果的用法
   音楽専門のソーシャルネットワーク等を使ったプロモ方法等

 ・CDを作る
   ・プラン別のCDの作り方
     5000円から20万まで、懐に会った生産プランを提案

   ・欄外:プリンターのメンテナンス
     自作CDを作ってる際に故障と思わしき現象が起こるので参考までに。

 ・即売会に参加する
   申し込みとか

 ・その後どうする?
   技術向上や機材増設。

CD製作の上で必要な用語集(最低限)
・インレイ
・ジャケット
・オビ(タスキ)
・ブックレット
・キャラメル包装
・シュリンク包装
・OPP袋
・4C(CMYKフルカラー)、1C(単色刷り、ディスクを白+文字にしたい場合、2C扱いの事あり)

ケースの種類
ケースには規格が無い為、メーカーごとに寸法誤差がある。
とはいえ、ミリ単位でズレることはそうそう無い。
・Pケース
 一般的なCDケースのカタチ
・スリムケース
 ジャケットのみ封入できるタイプ。

紙の種類
・コート135kg四六判
 一般的なCDでジャケット等で使われている紙の種類
 0.130mm
・マット紙
 吸水性・発色・価格帯が中間の物
 但し両面印刷に向かないので両面対応のは厚みがある。
 当サークルはマット紙のスーパーファイン紙を使ってる。
・光沢紙
 写真用紙として使われる、高価格帯&ツルツル
・半光沢紙
 家庭用の紙ではこれが一番コート135kgの品質に近い?(調査中)

プラン1:プロレベルのクオリティーで製作したい
低価格プラン最小ロットで10万程度以上。
国産製造だと12万程度以上する。
理由:CD-RとCD-ROMの製造工程の違い。プレス用スタンパー(鋳型)が高い。
ジャケットに使われる紙の品質が高く、
印刷する祭の料金は総じてフルカラーの高品位刷りを想定した料金になってる為。
そのため、単色刷りで安くなる店もある(たいして変わらないけど)
ジャケット提出データはフォトショデータの為、フォトショの購入も必須。
ジャケット製作代行は基本的に2万程度から受けてる模様。
また、マスタリング(最終的な音の微調整)代行は分単位で課金されるのが一般的で
大体アルバム単位で5万程度から。

 

プラン2:低価格で楽に、それなりのクオリティーのものを作りたい。
CD-R:
メーカーによっては音響機器で再生できない品質のものもある。
太陽誘電が妥当。私的コピー云々は不要なのでデータ用CDRでOK。
ケース付かバルクで買うか。自分はバルクで買ってケース後買い。
ライティングソフト:
フリーならEAC、有料ならB'sあたり。
ライティングソフトよりドライブの方が重要。品質が悪いとこれも音響機器で再生できない可能性。
EACならノンストップトラックの製作も可能。通常製作だと各トラック間に1~2秒つく。
ジャケット用紙:
前述のマット・光沢・半光沢からチョイスする、普通の印刷用紙はオススメできない。
中にはCDジャケット用にキリトリセンが作られた便利なものがある(当サークルで利用している。)
http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=JP-IND&cate=1
ブックレット:
封入できるスペースの厚みは約2mm弱(自己採寸の為微妙)
歌詞カードなどを封入する際、二つ折にするので結構な厚みが出る。
紙1枚につき表裏オリコミで4Pになる。すなわち、ページ数は4P単位、2枚単位で動く。
ブックレットは中綴じ方式が妥当、印刷する際にxページと最終ページ-xを同時印刷する。
紙の切り方は現在検討中なので自分のやり方が出来次第載せます。
レーベル(盤面/CD-Rに書く絵):
盤面印刷かシール、ないし印刷しない。
シールは専用のツールが500円程度で出回ってるので使った方が良い、はみ出る。
盤面印刷も最近は綺麗になってきたらしい。調査中。
同人音楽の自作系の場合、盤面は印刷されて無いことも普通なのでやらなくても別に。
OPP袋:
CDケースを保護する袋。完成品を仕舞うと見栄えが良くなる、傷が入らなくなる程度。
市場に出回る「ぴりりりり」と引っ張ればはがれるタイプのは専用の機械が必要&高い。
のでOPP袋を使うのが得策、heiko社クリスタルパック(型番:T-CD)、縦型と横型がある。
神奈川県内であれば、大口商店街外れのパッケージングプラザスギタで扱ってる、
ハンズには無い模様。
http://www.pp-sugita.jp/

インクカートリッジ:
思いのほか使う。
エプソンPMG800においてフルカラーでジャケット裏表、インレイ表、レーベルを印刷すると
ランニングコストは50枚につきやく1万6千円~2万程度。
参考までに、LittleElementsでは2万3千、東方+αとサンプラー各種は概ね4千円
T1が1万4千、T2が2万程度掛かってる。
ジャケットは、単色箇所が多々出るのが常なので、プリンターは、
色単位で交換できるカートリッジが望ましい。
フルカラーにおける「黒」は最もインクを使う種類。逆にモノクロにおける黒はランニングコストが安い。
フルカラーの場合はCMYKを混ぜる。モノクロはK一色。

 

あると便利:
・ホチキス中綴じ用ツール
http://www.altech.ne.jp/product/685-902.htm
さっき見つけた。ブックレットの際便利。
普通に中綴じホチキス買うと2万オーバー。
・搬入台車
搬入量によるけども、20枚以上の持込みなら確実に重宝する。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/tabizakka/zakka901.html
即売会ではCDの他に少なからず備品を持ち込むことになる。
ガムテープ・セロテープ・カッター・筆記用具などなど。
そー言うのを全部持ってくと結構かさばるので台車は欲しい。
・着払い伝票(ヤマト・ペリカン)
即売会では体外この2社が取り仕切ってるので集配センターなどで貰っておくと◎
当日混雑してる時に貰いに行くのは自殺行為(コミケのみ
尚、コンビニ等だと店舗名が記載されてて他所で使えない可能性あり。
まぁ台車で持って帰っても良いわけで、この辺は物量と打ち上げやるか否かで変わりそうですが。
・ポータブルプレイヤー
即売会で視聴してもらうのに。
後々、CDの種類が増えるのを見越してMP3プレーヤーなら1~2GBモデルは欲しい。
イヤホンではなく「ヘッドフォン」推奨、混雑してると聞こえない。
M3では視聴ブースありますが、混雑してるので使えない難民な方が結構多いんで、
ブースで視聴できた方が良いかと。
・POP用云々
値札は貼っといたほうが無難です、後でトラブルになるようです(良くわからんけど

 

 

 

gracenote 及び CDDBのシステム送信。
gracenoteのCDDBへの送信は、iTunesから送るか、
winamp等のgracenote対応ソフトウェアから送信出来ます。
送信するとCDを入れた瞬間楽曲情報などが出力されます=MP3エンコが楽チン。
iTunesなら製作完了したCDを挿入すると「トラック1,2...」となってるので、
格トラック毎に右クリック→プロパティでタグ情報を付加して、終わったら
上のメニューから「送信」を選べば終了。

※CDDBの処理は1週間程時間が掛かる&再投稿した際の処理が不安定
なので、ミスしない&余裕を持って投稿。

windowsmedia系データベースはどうやら運営側で管理してるらしいので処理が不可能らしい。
フリーのCDDBもある。午後のこーだ系エンコードソフトはフリーのCDDBを使ってる。
CD2WAV32で処理可能。

 

 

プレスが高額な理由:
CD製作の上でプロ指向の「見栄え」を追求すると工場による生産になる。
一般的に自作するよる単価が安くなるが、初期費用は高い。
その理由はCD-RとCD-ROMの生産工程の差にある。
CD-Rはレーザーによって溝を作る事でデータを埋め込むが、
CD-ROMでは「スタンパー」と言われる鋳型を作る事になる。
スタンパーは業者にもよるが、概ね5万円以上掛かり、それに原材料代が上乗せされる形となる。
その為、国内生産にしろ海外にしろ、1000枚まではプレス代金がさほど変わらない。
大手プレスメーカーでは1000枚までを同じ値段で統一しているところもある、
インディーズ向けに小ロットプランとして500枚を2~3万程度値下げしているものがある程度だ。
生産枚数を減らせば減らすほど単価は上がる。
1000枚で15万で生産してくれる業者があるとすれば、単価は150円。
500円で430枚売れれば何とか元を取れる。
但し、小規模サークルには500枚売ると言うのは中々厳しいし、
レコーディングスタジオの手配等を行う場合は諸経費に1曲1万以上は掛かる。
その為次回作の生産費用を押さえるためにも1000円で売られているのが現状である。
500枚を15万で製作した場合、その単価は300円になり、500円で売り切っても5万円の赤字、
1000円では220枚で±0となる。
年4回程度のアルバムを出すと言う視野の場合、小規模にはやはりコストが掛かり過ぎるのが現状である。
記念アルバム等でプレスする事をお勧めする。

 


枠外:1万以内で収める制作方法、オマケCDなどで良く行われる手法です。
・布製のCDケースにバルクCDを入れる。
 布ケースは50枚で500円以内、バルクCDも3000円程度。
  トラックリストにA4の紙1枚を50枚コピーし、折り込んで入れれば体裁は整う。
  なので実質5000円もあれば生産可能である。

 布製CDの代わりにCD-R付属ケースを使ってもいいが、
  表面がメーカーの紙をそのまま使うのは見栄えが劣る。 

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